盆提灯の意味と飾り方、種類もお値段も豊富、買い替えも楽しみ

盆提灯を照らしてご案内
盆提灯を照らしてご案内

お盆には盆提灯を飾ります。
故人の霊が迷うことなく我が家に到着するために
お墓で迎え火を焚き、その火で提灯の灯りを灯して家まで案内する、

お帰りになる時には無事戻られるようにお見送りをするなど、
お迎え火と送り火の時の重要な役割もありますが、
帰って来られた故人の霊が滞在している証しでもあります。

スポンサーリンク

白提灯は初めてのお盆だけ

初盆(新盆)の時は、柄ものの提灯の他に白提灯を用意し、玄関や縁側、ベランダなどの軒先に吊るします。
初めてお帰りになる方の霊のためにそうします。

軒先に吊るすところがなければ室内に、室内の場合は置き提灯型でも良いです。

柄ものの提灯は仏壇やお盆棚の両脇に
一対(いっつい・提灯ふたつ)二対と、あるだけ飾りますが、白提灯はひとつで良いのです。

盆提灯はずっと点けておくの?消して良いの?

盆提灯は帰って来られた故人の霊が滞在している証しですので、基本的には灯りを消さずにずっと点けておくものです。

しかし現代の住宅事情はそうもいかないことが多いですし安全のためにも点けっぱなしにはできませんね。
その場に人がいなくなる時、就寝時などには消灯しましょう。

提灯の本体?(膨らんでいる部分)を ”火袋” と言います。
昔は提灯の火も、火袋の中のローソクに火を点けましたが今の提灯はほとんど電球ですし、最近の物はLED電球にもなっています。
安全のため、消灯の時はコンセントも抜きましょう。

盆提灯も色々あります

形の違い

吊り提灯

御所提灯(つぼ型、岐阜提灯との呼び名も)
切子灯籠(角を落とした多面体の火袋、下に紙などがさがる)
御殿丸(丸い球形)
住吉(長い円筒状)
博多長(はかたなが、円筒状でフサがさがっている)

置き提灯 (行灯・あんどん ともいう)

大内行灯(一番多くみられる、丸い置き型の提灯)

置き提灯はその他に
姫型、モダンなどメーカーごとに名前を付けた
小型のものや花形のものなど 形もオリジナル
にした様々なタイプのものがあります。

柄やデザイン、素材、灯りの違い

それぞれの形で 家紋入り、お対柄、すかしの入ったもの、回転灯など時代に合わせて様々なものが登場しています。
火袋は和紙や絹が使われますがその他の部分は木の他にプラスティックのものがあり、素材によっても価格が変わります。
お部屋やお仏壇、お盆棚の大きさやご予算に合わせて選ぶと良いですね。

盆提灯は贈るもので、贈られるもの

提灯は初盆の時に贈るもの というのが一般的で、
白提灯は遺族や身内が用意し、柄ものの提灯は兄弟、親せきなどが贈るもの
とされているところが多いようです。

これもやはり住宅事情が大きく関係しますし、今は「御提灯代」などとしてご遺族にお金をお渡しし、最適なものをご家族でお選びいただくことが多いようです。

おしゃれなものや格調高いもの、灯りの美しいものなど本当にたくさんの種類があります。
めったにないことですが傷んだものから順に買い換えるのもお盆の楽しみのひとつです。

仏具店やデパートなどを実際に見て歩くのも楽しいですが
こんなところを見て調べるのも楽しいですよ。

お盆が終わったあとには

初盆用の白提灯は、送り火と一緒に燃やしたり、庭で燃やしたり(お焚き上げ)します。
または菩提寺にお納めしてご供養していだだきます。

しかし今は送り火も出来ないところが多いと思います。

菩提寺にお納めすることが出来ない場合はお焚き上げとして、火袋を少しだけ燃やしてすぐに消し、完全に消火したらごみとして処分するようになってきています。

また、素材によってはお寺さんでも処分に困ることがあるようです。
ご自宅で形だけのお焚き上げをし、各地域の規則に従ってごみとして処分するのが一番良いかもしれません。

これは提灯に限らずお盆用品全般にあてはまります。
お悩みになるものがあればお近くの仏具店にご相談なさるとよいかもしれません。

また、来年も使う柄ものの提灯は分解して(ちょっと乾拭きすると良いです)丁寧に元の箱に納めます。
防虫剤をひとつ入れておくと安心です。

ちょっと応援してやるかと思っていただけたら・・・

ブログランキング・にほんブログ村へ

励みになります、ありがとうございます!

スポンサーリンク