ゴーンさん再々逮捕!3度目は特別背任、東京地検はなりふりかまわず?

3度目の逮捕!
3度目の逮捕!

12月21日午前10時40分頃、まもなく釈放か、記者会見かと世界中が注目する中、ゴーンさん再々逮捕のニュースが。
容疑は会社法違反(特別背任)。
ゴーンさんはオリの中で、クリスマスは家族と一緒に過ごせそうだと喜んでいたでしょうに。
1日経たないうちの急転直下のニュースに世界中もびっくりです。

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保釈なんてさせるものか~! の特捜部

東京地検特捜部は拘留の延長を東京地裁に却下され、最高裁に特別抗告をするのでなく別の手(常套手段とも)を使って来ましたね。

何が何でも出したくない!
特捜部のメンツを守るんだ!

ということなのかどうか、

10年前のリーマンショックで生じた私的な投資での18億円余りの損失を日産に付け替えるなどしていた疑いがあるとして、東京地検特捜部は日産に損害を与えた特別背任の疑いで再逮捕しました。
2018年12月21日 10時42分:NHK NEWSWEB https://www3.nhk.or.jp/news/

「特別背任」とはどういうことなのか。

ゴーン会長は自分の管理会社が買った金融商品の損失が確定した時点で、その金融商品を取引ごと日産に引き受けさせた、つまり自分の損失を日産に付け替えたということで、その額17億とも18億とも言われています。
で、それをしたのが2008年10月。
10年も前で時効じゃないか、というと海外にいる間は時効が進まないので、この間ほとんど日本に居なかったゴーンさんの時効はほとんど進んでいないと、こういうことのようですね。

特別背任の刑罰は最大で10年の懲役または1000万円の罰金、もしくはその両方だとか。
でも前回と前々回の「有価証券虚偽記載」も10年の懲役または1000万円の罰金は同じなんだそうですよ。

有価証券のほうはともかく、特別背任の罰金に金額の限度があるなんてちょっと不思議だと思いませんか?
どの程度の”背任”か、会社に損害を与えたのが金額にしてどの程度なのかによって罰金額が変わりそうに思いますが。

ゴーンさんにとって1,000万円は、それこそオサイフの隅っこにあるくらいの”小銭”でしょうから、きっと痛くもかゆくもないけど懲役10年はツラ過ぎます。
さて、この後弁護団はどのように闘うのでしょうか?

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容疑を小出しにして再逮捕を繰り返す日本のやり方に批判も

過去2回の逮捕容疑は役員報酬を実際より少なく記載したという「金融商品取引法の有価証券虚偽記載」でしたが、今回は「会社法違反」です。

保釈目前の再々逮捕に世界のメディアも大騒ぎです。

ルノーのあるフランスの経済紙レゼコーは、特捜部が容疑を「小出し」にし「ゴーン元会長の勾留期間を長くしようとしているようにみえる」と報じ、
今回の再逮捕をいち早く報じたAFP通信は「金曜に保釈されることが決まったかのように見えたが、検察はゴーン容疑者の保釈への期待を打ち砕いた」と伝えました。
フィガロは「ゴーン元会長の目の前で、釈放のチャンスが消えていった」との見出しで速報し、「こうしている間にも日産自動車との自動車連合は危機に陥っている」と報じています。

アメリカのCNBCは「事件は劇的な展開を迎えた」とし、ブルームバーグは「勾留中に再逮捕」というタイトルで「きのうの夜の展開からの大どんでん返しが起きた」、「ゴーン容疑者の1カ月に及ぶ勾留から保釈へ向けた努力に一撃を加えた」としています。

前2回と今回では「罪質」が全然違うそうですが、国内でも今回の逮捕を疑問視する声があるようです。

タダの一般庶民の私が何もわからず何か言うのもどうかと思いますが、特捜部、なりふり構わずだねぇ、と思ってしまいますがね。

それにしてもヘンだな、やっぱり小出ししてるのかな、と思うのは、そもそも今回の「特別背任」は最初の逮捕の時にすでに容疑はあったはずなんですよ。

2008年10月にゴーンさんの資産管理会社がA銀行とのスワップ取引で評価損17億だか18億を抱え、ゴーンさんはこの取引ごと日産に移転することで日産に損失を負担させた、って。

それで、「有価証券虚偽記載」くらいでなんだ、ってんでルノーがゴーンを救済しようと思ってよくよく聞いたらそれが出てきて、こりゃあ救済はムリだ、ということで引っ込まざるを得なかった、という話でしたよ。
タダの一般庶民の私の耳に入る(目に止まる?だったかな?)くらいですから、関係者はもっとハッキリ事情を把握していたと思います。

だから、「有価証券虚偽記載」は別件逮捕なんだな、と思ったのですが、奥の手として取っておいたのでしょうか。

いずれにしてもゴーンさんはオリの中で年越しをするのでしょうね。
ゴーンさんは、領事との面会で「拘置所は寒い」「菓子を食べたい」っておっしゃっているそうです。

フランスやほかの国の拘置所と比べて日本はどうなのでしょうか。
64歳というお歳もあり、お体が心配です。

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