18歳成人でも成人式はやっぱり20歳がいい!18歳成人式に反対多数。

成人おめでとう!
成人おめでとう!

今日、20歳の成人式、2022年の「18歳成人」を前に今後成人式はどうなるの?との関心が高まっています。
成人式はやっぱり20歳で、と考える方が今は圧倒的、「18歳成人式」は主催者側も現実的に難しいとしているようです。

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やっぱり20歳がいい、成人式。

「成人の日」は、「祝日法」で定められています。
1848年公布・施行~1999年までは毎年1月15日に決まっていました。。

2000年からは、「ハッピーマンデー制度」導入で1月の第2月曜日となり、1月8日~14日の間で変動し、本来の1月15日になることがなくなりました。

「成人式」は、規定する法律はありません。

日本政府主催の成人式はなく、各地方自治体などが自主的に行っています。

成人式は1月ばかりでなく、豪雪地帯は冬を避けたり、ゴールデンウィーク、お盆や夏休みなど対象者が出席しやすい時期に行うところも多いですね。

「成人式」の時期は色々ですが、対象者は「20歳」になった人、なる人です。

1999年までは前年の1月21日~今年の1月20日に20歳のお誕生日を迎える人

2000年以降は前年の4月2日~今年の4月1日に20歳のお誕生日を迎える人 という「学齢方式」が定着しています。

さて、この成人式、「18歳成人」になったらどうするの?

というのが、今、日本国民の悩みであり、議論の的となっているわけです。

やっぱり20歳がいい!

やっぱり20歳がいい!

当事者(現在17歳~19歳)の7割は「やっぱり成人式は20歳が良い」と思っているらしいですね。
(毎日新聞2019年1月13日:
https://mainichi.jp/articles/20190113/k00/00m/040/134000c)

理由は、「18歳だと受験に重なる」が62.8%、「就職の準備がある」が23.8% だそうです。

「お酒を飲んだりたばこを吸ったりできないから」とか、

「金銭的に余裕がない時期だから」というのも、まぁ、わかりますけど(^^)

そもそもこの当事者の年代の多くが「18歳成人」自体、あまり乗り気でないというか、戸惑っているので当然と言えば当然の回答です。

ですが、「成人式」のあり方が本来の意味合いとズレてきているのも「20歳でやりたい」理由になっていないかな?という気がしないでもないですね。

祝日法で定める「成人の日」は

「おとなになったことを自覚し、みずから生きぬこうとする青年を祝いはげます」の趣旨のもとに制定されました。

各自治体の成人式も、本来は「新成人が大人になったことを自覚するための行事」として開催しているものと思いますが、

参加者自身、あるいはこれから参加する未成年にとって、

「友達同士が再会する『同窓会』のような行事」
「スーツや晴れ着を着て、新成人が一堂に会する行事」

であるならまだしも、

「ヤンキーが大暴れする会」
「“リア充”が集ってバカ騒ぎする会」

という印象が強いようではもはや「成人式」とは言えないわけで。

成人式~??

成人式~??

そんな状態のまま18歳で成人式をやったらどうなってしまうんでしょうか。

とてもとても「大人として自覚するための式」には程遠いものになってしまうのではないでしょうか。

というか、本当に成人を自覚して歩もうとする若者の出鼻をくじくことになりはしないかと、心配になります。

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けっこう深刻?「成人式格差」問題。 

「成人式格差」があるんだそうです。

例えば千葉県浦安市は、会場は東京ディズニーランドで、さすがに全エリア貸し切りではないものの、「ショーベース」という劇場での式典と、ミッキーマウスたちが歌やダンスで新成人を祝ってくれて、オリジナルの記念品も配られるそうです。

東京都港区は昨年と今年、会場は京プリンスホテルで一番広い鳳凰の間を貸し切り、式の後半は立食パーティーだそうで。

青森県おいらせ町の成人式、会場は、町民交流センターですが地元の県立百石高等学校の食物調理科に通う調理師の卵たちが、式典後に特製ビュッフェを振る舞ってくれるというもの。

また、岐阜県坂祝町(さかほぎちょう)では、町の中央公民館での式典、新成人をヘリコプターに乗せ遊覧飛行。自分が生まれ育った町を空から見下ろす体験はきっと郷土愛を強くしますよね。

空から自分の町を見下ろす

空から自分の町を見下ろす

セレブ式も空中散歩も悪くはないし、どの成人式も土地柄や企画した主催者の心を感じます。

が、大事なのは大人の仲間入りをする儀式として、その成人式に参加したいと思えるか

大切な郷土や日本国というバックグランドがあって自分が存在し、ここから羽ばたく喜びを感じるか、

そういうことではないかな、と思います。

「成人式のあり方」の指針は法律にはありません。

各自治体や各団体が、どう考え、何が出来て出来ないのかを判断してゆくしかありません。

そして成人式の対象者だけではなく、これは誰もが考えなくてはいけないことです。

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「成人式」はいつやるのが良いのか?

民法改正後も「成人式は20歳で」 と 決定しているのは

神奈川県逗子市 2018年7月(18歳成人成立の1か月後)に決定。

京都市 2018年9月(18歳成人成立の3か月後)に決定。

成人式発祥の地とされる埼玉県蕨市の「成年式」も、同市の担当者が教育的な配慮だけではなく、『先人たちの思いを受け継ぐ』という点を主な理由として20歳の継続を決めた」としています。

とはいえ、「改正後の成人式の対象年齢」を明確に打ち出している自治体はこの3市くらいで、他は激しく悩んでいます。

悩む原因は何なのか?

第一に挙げられたのは、「初年度は通常の3倍の人数になる」こと。

2022年、18歳成人がスタートする初年度、「18歳成人式」にすると、18歳、19歳、20歳が全部成人式の対象になります。

それだけの人を集められる会場の準備は、分散するとしても重大事、予算も3倍(今までの3年分)です。

美容院や着付け、レンタル衣装など間に合うのか、といった懸念もあります。

これ、すごく大きな問題ですよね。

第二に、「18歳は、受験・就職を控えた多忙な時期」であること。

これは18歳を控えた本人たちと同意見ですね。

これって、本人にとっても落ち着かないでしょうが、同時に親御さんたちは本当に有難迷惑、頼むからヤメテ、と思っていらっしゃるのではないかと推察いたします。

喜ばしいことではあるけれど、進学あるいは就職と同時に成人だと言われても困るし。

そんなに一度に準備出来ない、考えるだけで疲労困憊! ではないのだろうかと・・・。

いずれにしても各自治体は、早く決めてお知らせするのが市民のみなさんにとって一番大事、と口をそろえておっしゃっています。

そうなるとやはり20歳で、というのが現実味がありますよね・・・。

そんなに何もかも民法改正に合わせていっぺんに変えようったって無理があるのだから、順々に、で良いのではないかと思います。

大前健一さん(経営コンサルタント、起業家、工科大学博士、大学院教授などなど!)は、20年以上前から18歳成人を提唱していらっしゃいますが、18歳の卒業式が成人式だ、というのはちょっと良いな、と思いました。

晴れ着やタキシードのお衣裳を着て華やかにするのは20歳になったら、とか、稼ぎ始めたらとか、プライベートであらためてやっても良いし。

なにより、18歳でも20歳でも、その年齢で成人できるように国をあげて育てることが大事だ、というところは本当にその通りだと思いました。

今の「大人」が、これからの人に何を残してあげられるのか、日本の、本当に重大な問題です。

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