お盆の花・みそはぎは禊萩(みそぎはぎ)、穢れを浄めるのです

みそはぎでお浄め
みそはぎでお浄め

みそはぎはミソハギ科ミソハギ属、
日本各地の湿地や田の畔に生える多年草で、赤紫の小さな花が密集して咲く可憐な花です。

お盆の時期に花を咲かせ、お盆に使われるので
盆花(ぼんばな)、精霊花(しょうりょうばな)とも呼ばれます。
お花屋さんにも季節になるとお盆用として店頭に並びます。

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みそはぎと閼伽水(あかすい)で穢れ(けがれ)を浄める

みそはぎの名前は
ハギに似ていて禊(みそぎ)に使われることから禊萩(みそぎはぎ)と呼ばれたことに始まるようです。

禊(みそぎ)は神道の言葉で
穢れ(けがれ)を浄める(きよめる)という意味があります。

(よく政治家さんが「禊は済んだ」などと言いますよね)

お盆のみそはぎはきれいなお水(閼伽水・あかすい)とともに供え、この水にみそはぎの穂先を浸し、水の子やお供え物に振りかけ、お浄めをします。

お浄めのために特に用意しておくお水を香水(こうずい)と言います。
香水を振りかけることを灑水(しゃすい、洒水とも)と言い、煩悩や悪霊をはらい浄めることです。

閼伽水は蓮の葉に水を数滴たらしたものですが、別の器に水を入れてみそはぎとともに供えることもあります。
お盆にご先祖様がお帰りになっている間、お墓に悪霊がつかないようにお墓にみそはぎを供えたり、閼伽水を浸したみそはぎで玄関先をおはらいをしてご先祖様を迎えるところもあるそうです。

山野の植物はご先祖様の依代(よりしろ)

依代: 日本の古神道の由来の民間信仰・神道の根底にはあらゆる物に神・精霊や魂などのマナ(外来魂)が宿ると考える自然崇拝があった。
依り代、依代、憑り代、憑代(よりしろ)とは、神霊が依り憑く(よりつく)対象物のことで、神体などを指すほか、神域を指すこともある。
Wikipedia より)

日本には古くから八百万の神(やおよろずのかみ)といって、全ての物に神が宿るという考え方があります。

また、ご先祖様の霊はふだんは山野にいらして私たち子孫を見守っていると考えられていて、
みそはぎやガマの穂、ほおずきなどの盆花(山野の植物)は、ご先祖様の依代(よりしろ)として盆棚(精霊棚)に飾るという意味もあります。

みそはぎは、お盆にお帰りになったご先祖様のおもてなしのひとつとして、お迎えする我が家を清め、ご先祖様を悪霊からお守りし、ゆったりとお過ごしいただく心遣いだと解釈すればよいでしょうか。

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