お盆の迎え火送り火の意味とやり方ーマンションでも大丈夫!

迎え火送り火
迎え火送り火

お盆にご先祖様の霊が我が家に里帰りなさるのをお迎えする迎え火、最後の日にあの世へお戻りになるのをお見送りするのが送り火です。
なぜ火を焚いてお迎えやお見送りをするのでしょう?

迎え火は、この火を目印に、煙を道案内にして帰って来られるように、送り火は、しっかりお見送りしていますよ、また来年もお待ちしています、という気持ちの証しです。
有名な京都の大文字焼きなど、送り火のほうが盛大なのはご先祖様があの世へお帰りになる別れの感傷か、名残惜しさなのでしょうね。

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迎え火・送り火 基本のやり方

迎え火はお盆の入りの日、夕方暗くなる前にします。
送り火はお盆の最後の日、やはり同様の時刻にします。

(お盆の日程はこちら)

迎え火、送り火を焚く前に提灯は灯しておきます。

一般的にはおがら(麻の皮を剥いだあとの茎の芯の部分)が多いようですが松や稲藁、カンバ(白樺の皮などを乾燥させたもの)を使うところもあります。

燃やすのには焙烙(ほうろく)という素焼きの器を使います。

おがらも焙烙も仏具店にありますし、お盆の時期になると花屋、ホームセンター、スーパーなどどこでも買えます。

迎え火、送り火を焚く場所は、玄関先が多いようです。
可能ならお庭やベランダ、屋上などでも良いです。

迎え火は、昔はお墓で迎え火を焚き、その火を提灯に移して家までご案内したそうです。
お墓と家が歩いて行ける距離ならそれも出来ますが、そんなお宅はなかなかないですね。

今はお墓が遠い場合が多いですから、家で迎え火、送り火を焚くことになります。

しかし今の時代、
マンションなど集合住宅の場合や住宅の密集している地域では、どの場所も火を焚くこと自体、とても難しいのが実状です。

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迎え火・送り火 我が家のアレンジと手順

1.おがらの準備

おがらは、やはりおがらの良さがあるのでこれが一番。
火がつきやすく燃えやすいのですぐに終わらせることができるのです。

使うのはほんの少し、市販のカット済みのおがらを2本だけ。

迎え火に1本、送り火に1本です。
それをさらに小さく折って2~3片だけ、すぐに燃え尽きるように、です。

たくさんやると、燃え尽きるまでに時間がかかり、大変なことになります。
(煙とか匂いとか。近所迷惑になるかもですし、騒ぎになったら大変です。
今はほとんどの地域でたき火も禁止ですよね)

1袋買うとたくさん入っていて、何年分もあります。
お迎え火と送り火用に取ったら、あとは湿気ないように容器に入れて保存します。

姑が生きていた頃は家も違っていたし、1袋の半分ずつしっかり燃やしたのですが
(おがらはよく燃えるので、燃え尽きるまで待ってもさほど時間はかかりません)
今はもうそれはできません。

でも最近は良いものがありますね!

おがらを買っても使いきれないとか、もっと手軽にしたいならこんなのも便利です。
今年はウチもこれにしようかと思っています。

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おがらの代わりに毛糸のような繊維がひとかたまり、これが2つ入っていてお皿もセットされています。
4~5分でササっと燃え尽きるようです。

場所を選ばずお部屋の片隅やお仏壇でも出来るローソクタイプの迎え火・送り火セット。
キレイで手軽で安全ですね~。

2.おがらを燃やすお皿は買わなくても普通のお皿で代用します

おがらを燃やすお皿は、焙烙でなくても食器など代用できるものがあればそれでも良いのです。

我が家もほんの少しなので、小さなお皿を1枚専用にしました。

でも上の写真のようなものならセットになっているのでわざわざ用意しなくても良いですね。

3.迎え火も送り火もちょっとだけ、ささやかに簡単に

お仏壇の両脇に置いた盆提灯に灯りをともし、お迎え火、送り火ともに玄関先でささやかにします。

お迎え火は盆の入りの日、13日の夕方ですが、実際には仕事から帰ってすぐ、というタイミングで、ほとんど夜です。
休日なら日没前にしたいのですが。

たぶんもう待ちきれないご先祖様がすでに来ていてココに居るかも と思いながらやっています。

送り火は、盆の明け、16日の夕刻 といきたいところですが我が家の場合、やはり夜になります。

仕事から帰ってからというのもありますが、夕食を終え、お供え物を片付けた後になるからです。

これは、お料理やお供え物はお帰りの時にお土産に持たす、という姑のやり方を継承しています。

実際は捨ててしまうのですが、
廃棄するにしても盆棚に上げたお料理、お供え物は別の袋に入れ、「仏様に持たせた」 ことにして、ごみの回収日にまとめて出します。

昔は川に流したそうですが、今はそんなことトンデモナイですしね。
近くに川もないですけど。

というわけで、精霊牛に乗って、ガマの穂(杖がわり)を持ち、お花やお料理、お菓子、果物その他いっぱいのお土産を持って、送り火に送られてご先祖様はあの世へお帰りになり、我が家のお盆が終わります。

4.火が焚けない時は提灯で

一時期、引っ越した先の都合で火を焚けないことがありました。
引っ越しでなくても天候によっては家の中で、ということもありますよね。

こういう時は玄関の前(外)や、玄関のドアを開けておいて中で、提灯を灯しました。

長い時間でなくて良いのです。
何か支度をする間とか、提灯を灯してひとしきり手を合わせるとか。

盆提灯も盆棚に飾るのとは別に、吊り下げ用の小ぶりのものがあります。

または可能ならほんの少し、おがらに火をつけてすぐ消す、または火をつけるしぐさだけ、というのも良いと思います。

吊り下げ提灯は1つ用意しておくと便利かもしれませんね。

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