年末・歳末・年の瀬・歳暮・歳晩・年の暮れ・師走、ああ忙しい!!

年末の大仕事
年末の大仕事

全部1年の終わりを指す言葉です。
12月に使う言葉ですが、「師走」以外は期間の決まりはありません。
12月の後半以降を指すことが多いし、そのように使うほうが良いです。

「師走」は旧暦12月のこと。
師(先生)も走るほど忙しいから、と聞いた方も多いでしょう。
まぁとにかく誰も彼もが大忙しの12月の呼び名のなぜ?をあらためて。

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年末の忙しさと切なさと新年への希望を感じますね

「年末」は読んで字の如く、そのまんまですね。

「歳末」も年末のことですが、「歳」って?

現在年齢は「満年齢」で数えますね。
生まれた時はゼロ歳で、お誕生日が来て1つ年をとります。

旧暦の頃は、生まれた時が1歳で、新年を迎えるごとに1つ
年を重ねます。「数え年」ですね。

「歳末」は「今の年齢の終り」で、歳末。

数え年は 1月1日生まれも12月31日生まれも新年で2歳。
12月31日生まれは生まれて2日で2歳になっちゃうんですね。

きっと実際には1月1日に生またことにする、など、
あったのでしょうね・・・。

「年の瀬」

これも年末のことですが 「瀬」ってなんでしょう?

「瀬」 は 川の水深が浅く流れの早い場所のことです。

「年の瀬」は江戸時代に生まれた年末を表す言葉です。

この頃は庶民にとって年を越すのも一苦労でした。
なにしろ日常の買い物も「ツケ払い」が一般的な時代、
年末はツケを精算しなければならないからです。

なぜ「ツケ」なのか?
これは貨幣の流通と収入のサイクルの問題です。
それ以前の物々交換の世の中ではなかったことです。

武士や農民の現金収入は年貢を納めた時、
それも秋に米の収穫をして納めた時が主ですから
年末払いがほとんどということになります。

比較的時期を問わず現金収入がある職人などは毎月末払い
などあったようです。

ツケを払えれば良いですが、
払えないとか、払ったらゼロになってしまうと
お正月なのに食べる物どころか暖も取れない、命にかかわリかねません。

年末、ツケ精算の算段で慌ただしくなる様子を「瀬」にたとえたのですね。

「歳暮」「歳晩」

歳暮は さいぼ、せいぼ と読みますが
「お歳暮(おせいぼ)」という使い方が一般的ですね。

年末にお世話になった方にあいさつ回りをすることを「歳暮まわり」
といい、その時に贈り物を持参したことから年末近くに贈るものが
「お歳暮」という名称で残っているのですね。

ですから、本来お歳暮は持参するものなんですね。
現代ではなかなか難しいし、お歳暮を贈ること自体が減ってきました。

「歳晩(さいばん)」も年の暮れですが、人生の老年期を指すこともあるそうです。
知りませんでした~。

「師走」

旧暦12月のこと、「師馳(しはす)」とも書きます。
「極月(ごくづき)」「暮来月(くれこづき)」などとも言うそうです。

広く知られているのは「師走」ですよね。

師走の確かな語源は不明です。

私は子供の頃に、師(先生)も走るほど忙しいから と聞いたのですが
「師」は、僧侶だそうです。
僧侶で、仏事で忙しく走り回るから、という平安時代の説があるけれど
これも俗説だということです。

いずれにしてもみんなが走り回るほど忙しいということがよく伝わります。
「師走」。
読み方は当て字だそうですが、上手く書いて上手く読んだものだと思います。

昔から年末はみんな忙しかったんですね。

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