お年玉の相場はゆるやかに上昇しているものの、
バブル時代をピークに上がったり下がったりしています。
あげる相手は孫、もらった人は祖父母、がダントツ1位。
お年玉の相場も気になるし、どうせなら喜んでもらいたい。
でもあげる人数が多いと結構大変ですよね。
大人の事情も色々あるし。 お年玉、どうしてます?
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お年玉の相場をとりあえずチェック
お年玉に悩む季節がやってきました。
今度のお正月にお年玉をあげる予定はありますか?
お年玉の由来や意味がわかるとなお、やはりあげたいと思うのだけど
問題は金額ですよねぇ。
もらう側の子供時代はうれしかったけど、
あげる側になると、これがなかなか悩ましい。
世間の相場が気になりますね。
小さなお子さんの場合、あげるとすると
3歳くらいまでは「親に渡すので」、お金にしても品物にしても
かえって高額になる と感じている人が多いようです。
幼児には 500円玉1つ が多いですね。
硬貨の方がお金だとわかりやすく、キャラクターのポチ袋などで
あげると喜ばれます。
このへんまではあげる側も、悩みながらも楽しそうですが
モンダイは「学校へ行く年頃の子供たち」ですね~。
子を持つ親御さんに聞いたアンケート
「お年玉はあげません」という方もけっこういらっしゃいますね。
質問:お正月にお年玉を上げる予定はありますか?
は い | いいえ |
---|---|
21.5% | 78.5% |
質問:あげる金額はどれくらいですか?
学年 | 金額 |
---|---|
0歳 | お金ではなく品物で |
1歳〜2歳 | 1,000円未満 |
3歳〜5歳(幼稚園) | 1,000円未満 |
小学校低学年 | 1,000~3,000円 |
小学校中学年 | 2,000~5,000円 |
小学校高学年 | 3,000~5,000円 |
中学生 | 3,000~5,000円 |
高校生 | 5,000~10,000円 |
大学生 | 10,000円〜 |
小・中学生の子供たちに聞いたアンケート
お正月は子供のほうがお金持ちですね!
質問:もらったお年玉の総額はいくらですか?(平均値)
全 体 | 小学校低学年 | 小学校低学年 | 小学校低学年 | 中 学 生 |
---|---|---|---|---|
25,711円 | 19,473円 | 22,810円 | 25,223円 | 32,130円 |
何人からもらいましたか? の質問では、小学生、中学生とも5人が一番。
質問:誰からもらいましたか?
祖 父 母 | おじ・おば | 父 母 |
---|---|---|
93.4% | 74.3% | 65.6% |
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自分の子にはお年玉をあげないのはわりと普通?
自分の子供が乳幼児である場合はお金をあげるほうが
不思議というか、まぁ、必要はないかな、と思いますが
上の小中学生の 誰からもらった? の質問に対し
「父母」と答えた子は65.6% なんですよね。
つまりこのアンケートに答えた子供のうち34.4%の子が
親からはお年玉をもらっていない、ということになりますね。
理由は様々でしょうし、そういう方針だとする親御さんも
いらっしゃるでしょう。
でもやはり、子育て真っ最中のお父さんお母さんはホントに大変!
なんだと思うのですよ。
自分の子にあげないといっても親戚の子にはあげなくちゃですし。
おじ・おばからもらった子は74.3%なんですから!
親戚の中ではお互いの子供にはあげるけど、
自分の子のお年玉はおじいちゃん・おばあちゃんにお任せしておこう、
といったところでしょうか。
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使いみちのダントツ1位は「貯金」の現代っ子お年玉事情
質問:お年玉を何に使いましたか?
1位 | 貯金 | 39.2% |
2位 | お菓子・ジュースなど飲食物 | 29.1% |
3位 | ゲーム機、ゲームソフト | 28.3% |
4位 | 文具・雑貨 | 23.9% |
5位 | おもちゃ・カードゲーム | 22.6% |
なんと全体の4割近い子どもたちがお年玉は貯金するんですね。
私の頃とは大違い!
私の頃 というより、私とは大違い!と言うのが正しいかしら?
でも、私の子供時代は少なくとも貯金が1位ではなかったと思います。
バブル以後に産まれた世代は欲がなくて堅実だというけれど、
子供がお年玉をもらって即貯金!というはなんとも頼もしいですね!
でも、なんだかね。
頼もしいけれども寂しいようなそんな気がしてしまいます、
昭和育ちのおばさんとしては。
ただ、この中には親が預かって貯金をしているというのも入ります。
子供がもらったお年玉の一部、または全部を親が預かるのは
全体の66.2%で、そのうちの92.4%が貯金をしていると答えています。
貯金したお年玉を、親は手をつけずに済めば良いですよねぇ。
ウチは、私が子供の頃は「半分は親のもの」といって取り上げられ、
貯金する間もなく生活費に組み込まれていましたから。
それも今となってはなつかしい、良い思い出ですが。
いずれにしても
大切なお金使い方を考える機会を与えてくれるお年玉です。
貯金もよし、ハデにぱ〜〜っと使うもよし、
子供たちがきちんとお金に向き合うための良い教材になったら
良いですね。
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