お正月にはお墓参りに行こう! 喪中だからこそ行こう!

お正月のお墓参り
お正月のお墓参り

我が家は年末とお正月にお墓参りをします。
年末はお墓をきれいにして、お正月は新年のご挨拶です。
喪中の年末年始も行きます。悪いことではないですから。

宗派、地域どころか家々によって考え方や習慣が違うので
お正月にお墓参りは非常識という方もいらっしゃるようですが
正解も不正解もありません、信仰とか習慣の違いなんです。

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お正月にお墓参りをしてはいけないと言われるのは

これはお正月を神道の行事だとするところから来ているのでは
ないでしょうかねぇ?

神道では「死」は穢れ(けがれ)であり、
新年を祝うハレの行事に死者のいるお墓に行くなんて、
というようなところでしょう。

でも、仏教では「死」が穢れだという考え方はしません。
お墓参りはいつ行っても良いのです。
「行くべき日」も、「行ってはいけない日」もありません。

ウチは神道でも仏教でもないよ〜 というお家ならなおさら、
お正月にお墓参りしても全然かまわないはずです。

日本では「神道」と「仏教」は重なり合う部分が多いのですが
それをきっちり分けようとしたことのひとつが
「お正月」 と 「お盆」 です。

お正月は、その年の「年神様」をお祀りして神の力をいただき、
今年の幸福を願う行事ですが、この「年神様」は多分に
ご先祖様のことを指していました。

お盆もやはりご先祖様が我が家に里帰りなさる行事です。

元々はどちらも「御魂祭り(みたままつり)」であり、
ご先祖様をお迎えしてお祀りするのです。

だからやることがとてもよく似ています。
というか、本来は同じでした。

ところがお正月は「年神様」をお迎えする神道の行事
お盆はご先祖様の里帰りとする「御魂祭り」で仏教の行事

というようにはっきり区別されるようになると、

新年の「御魂祭り」は日を変えて行うようになるのです。

1月11日の鏡開きや、15日の小正月を先祖祭り、仏正月として
行事を行う習慣が残る地域もあるのは、多くはその名残です。

お正月と御魂祭りを明確に分けた原因のひとつに「新暦」の採用も
ありました。

旧暦では1月の最初の望の日(満月の日・朔日)を新年の最初の日
とし、毎年変わりますが、それが新暦の1月15日頃。

でも新暦は、必ず1月1日が正確に巡ってきます。

ですので旧暦のお正月を1月15日・小正月として「御魂祭」を
行うことにした、ということも多いのです。

喪中のお正月のお墓参りはどうしましょうか?

こうした歴史や経緯を思うと、

お正月のお墓参りはいけない
喪中のお正月はお墓参りしない

というのはおかしな話ですよね。

ただ、信仰による考え方の違い、その土地のならわし、
家々でのしきたりなど、長いこと守られてきたものは
やはり優先するほうが良いでしょうね。

そこを曲げてまで強硬に自分を主張する必要もないし
郷に入れば郷に従え という言葉もあります。

自分の家のことなら、いつか自分の代になったら変えれば良いのです。

お正月が喪中の場合は特にその家のやり方に従うほうが良いですよね。

喪中とは「喪に服す期間」で、故人のために祈り、身を慎む期間です。

故人のために祈る期間ならばお墓参りはむしろ行くべきだとひばりは
思いますが、神道では死は穢れですから絶対ダメでしょうね。
我が家は神道の信徒でもあったので、喪中のお墓参りはしませんでした。

喪中の期間や、するべきこと、してはいけないことは
信仰や家々によって、また故人との関係性によって様々ですが

おおよそ「お祝いごとはしない」とすることが多いと思います。

お墓参りに行ったとしても
お花に松や水引、金銀は入れないようにするなど
慶事につながるものは避ける場合が多いですよね。

でも、そもそも「喪中」の考え方ですら人によって、場合によって
変わることもあります。

アイツは賑やかなのが好きだったから。

その一言で「慎むべきこと」が大幅に 規制緩和 されたりしますね。

ま、要するに、喪中といえども
すべては生きている人間の気の済むようにするってことですよね。

死んだ人はそんなこまかい事は気にしないし、

みんなが自分を思って過ごしてくれること

が何より嬉しいことじゃないかと思うのです。

ご家族で揃って迎える喪中の新年なら
ご家族が一番納得できるカタチで過ごすことこそが 喪に服すこと
になるのではないかと思います。

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