門松・注連縄などのお正月飾りは、年神様をお迎えする必須アイテムです

注連縄
注連縄

いよいよ年の瀬も押し詰まり、大掃除を完了したあとには
門松、松飾り、しめ縄やしめ飾りを飾って年神様をお迎えします。
これらは年神様が我が家の前を通り過ぎないための目印でもあるとか。

正月飾りで最も重要なのは「松」と「しめ縄」。
正月飾りに限らず、もともと松やしめ縄は神様のいる神聖な場所=聖域を区画する
ためのもので、不浄なものの進入を禁じ、家の中を清浄にするものなのです。

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正月は「年男」が仕切る、門松やしめ縄も「年男」が仕切る!?

「年男」(としおとこ) という言葉がありますね。

おれ、今年「年男」でさぁ!

あら!私も「年女」なのよ! いっしょね♪

いっしょね、といったってこの2人、同い年とは限らないですよね。
どう見たって同い年じゃなければ12の倍数の歳の差ということで
年齢が即座にわかって便利(何が?)ですね。

そういうお話じゃあなくて。

「年男」というのは本来、その家の正月を仕切る大事なお役目を担う人のこと。

本家の主か二代目か、はたまた最長老あたりが就任したんでしょうね。

ここに「年女」という概念はなさそうで、
あくまでも男が取り仕切るもののようです。

門松、しめ縄は年神様を迎える最重要なアイテムなので
年神様をお迎えする神棚にしめ縄を張ったり、門松を立てるのは大抵は「年男」の
役割でしたが、

例えば門松を立てるのは一家の主(家長)で、「年男」は最長老がつとめる、など
家々のしきたりがあったようです。

お正月は、もちろん新しい年を喜び、お祝いするのではあるけれど、
もともとは何よりもその年の年神様をお迎えし、お祀りする行事だということが
よくわかりますし、
社会の最小単位である「家」や「一族」という概念が強かった時代、
何世代かが一緒に暮らした大家族の時代の日本を感じますね。

門松の「門」は「もん」じゃなくて、「かど」

で、「門松」。
竹が3本立っていて豪華なやつも、松の枝だけのものもひっくるめて「松飾り」です。

「松」は「祀る」に通じることから。

むかしむかしは年神様をお迎えするために松の枝を山に取りに行きました。
これが「正月事始め」の大事な仕事の一つ、「松迎え」です。

ですので「松」が大事、竹は添え物で、なぜ竹なのかははっきりしないようですが
竹も縁起物、豪華な門松にするために欠かせない支柱には最適だったのでしょうね。

門松3

門松

このような立派な門松は大きいし、スペースからして「門(もん)」の前くらいにしか
実際飾れないことが多いけれど、たまたま大きいからそうだということで、

元は「家の入り口」が「カド」であり、カドマツを飾るのであって、
門松は「門(もん)」の前に飾る ということではないのです。

松が大事なので、
マンションや集合住宅であればこんな感じで門扉でなくても玄関ドアの前でもOKです。

松飾り

松飾り

玄関の内側(家の中)にはこんなのも良いですね。

しめ飾りはどこに飾るのが良い?

しめ飾りは、しめ縄のアレンジです。
立派な門松にも松飾りにもしめ縄がついていれば「しめ飾り」でもあります。

一番よく見るのは玄関に飾るしめ飾りでしょうか。

注連飾り

注連飾り

しめ縄と、縁起物をしつらえてあります。

  • 扇  末広がり=繁栄を願うもの
  • 橙  代々の繁栄、豊作を願うもの
  • 紙垂(しで) 邪悪なものを祓う、聖域を表す
  • 裏白(うらじろ) 大型のシダ。常緑性。穂長とも言うことから長寿を願うもの
  • ゆずり葉 春に若葉の出た後に前の葉が散ることから親子代々続くことを願うもの
  • 昆布 よろこぶ
  • 海老 海老のように腰が曲がるまで長生きするように願うもの

最近は水引やお花や人形や、色々なものをつけた華やかなものが増えましたね。
クリスマスリースのようなおしゃれなものもあります。

家だって木造の古い家ばかりでなくカッコいい家になっているし、マンションやアパートも
ものすごくカタチが変化しているのだから、正月飾りも今っぽくしないと合いませんよね。
時代とともに変化するのは私は良いことと思います。

おしゃれなものなら玄関ドアの表に、さりげないものは各部屋に飾っても良いですね。

「輪飾り」はしめ縄を輪にしたもので「輪注連(わじめ)」ともいい、
「しめ飾り」を簡単にしたものです。

これは門松、各部屋の入り口、火の神様のいる台所、水の神様のいるお風呂や洗面所、
裏口、勝手口などなどいろいろな所に飾ります。

昔、30年くらい前?までは クルマに正月飾りを付けて走っているのをよく見かけました。
最近は見なくなりましたねぇ。
古めかしくてダサいのでしょうかね?

とりあえず、難しいことは抜きにしても しめ縄や松を家のどこかに飾ってみませんか。

お正月、1年の始まりを意識して、良い年にするために。

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