キタサンブラック、有馬記念でG1通算7勝、有終Vでサブちゃん熱唱

2017有馬記念・キタサンブラック
2017有馬記念・キタサンブラック

昨日12月24日、有馬記念は武豊騎手騎乗のダントツ1番人気
キタサンブラックが1馬身半差で圧勝、ラストランで有終の美を飾りました。
武豊騎手は声を震わせ「最高にうれしい」とキタサンブラックとの出会いに感謝。

これでJRA・G1レース通算7勝で歴代最多タイ、通算成績20戦12勝。
獲得賞金でもJRAレース賞金ランク歴代トップで賞金王となりました。
感涙の馬主北島三郎さんはキタサンブラックに捧げる新曲と「まつり」を披露しました。

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競馬場から最寄り駅まで「徒歩90分」の大盛況

「第62回有馬記念」(G1、芝2500メートル)の行われる中山競馬場には
キタサンブラックの引退レースをひと目見ようと集まった人・人・人。

中山競馬場から最寄り駅までは、通常なら徒歩10分の距離。
ところが今日の最終レース(12レース、有馬記念は11レース)後、「徒歩90分」の案内が出たとか。

中山競馬場はそれほど広くなく、10万人入れば満員電車のように混むそうですが、
今日はタダのG1レースでなく、ひょっとしてダービーを超えるか? のキタサン最後の有馬記念。
馬券売り場も相当な混雑でしょうが、馬券を買わない人がものすごく大勢いたでしょうね。

こんな時、現地では混みすぎて買えないリスク回避のためにスマホで馬券を買おうにも
通信まで混雑していてなかなか買えなかったりするそうです。

重賞レースで年内最後で、とはいえ
すごい有馬記念、すごいキタサンブラック、そしてすごい武豊騎手!

テレビで見てネットで買うのが一番楽チンですが、ファンとしてはそうはいかないのでしょうね。

キタサンブラックはスタートから先頭をキープしてゴール!

JRAのレース映像はこちらです。 (いつまで観られるかわかりませんが・・・)

私、競馬はやらないんですけど。
昨日は気になって気になって。 しっかり観てました!

中山競馬場2500メートル、
お天気は快晴とまでは言えないけれど「晴れ」、芝は「良」です。

キタサンブラック1枠2番
好スタートで先手を奪うとそのまま安定して1番手をキープ。

2番手は7番シャケトラで動かず、3番手は1番ヤマカツエース、時折15番カレンミロティックが入れ替わるもののほぼヤマカツエースがキープして4コーナーへ。

3番クィーンズリング10番シュヴァルグランが上がって来るもののこの時キタサンは2馬身以上前方、大外からは14番スワーヴリチャードが上がってきます。

直線に入ると10番シュヴァルグラン14番スワーヴリチャードが追い上げ、3番クィーンズリングが差を縮めるもキタサンは1馬身半の差をつけてゴール。

キタサン、逃げ切りました。

というか、キタサンには誰も何も出来なかった、
というか、競りかける気もなかった、そんなレースでした。

武豊騎手
「スタート次第である程度レースを決めようと思っていた。迷いなく先手取れた。(直線では)頑張ってくれ、しかなかった。ほっとしました」
とおっしゃっていますが、

競馬ファンから見ると 武の神騎乗!!  だそうです。

実際、こんな大事な最後のレース、武以外は乗れないでしょうね、きっと。

結果

1着 1枠2番 キタサンブラック
2着 2枠3番 クィーンズリング
3着 5枠10番 シュヴァルグラン

単勝 190円
馬連 3,170円
馬単 3,810円
3連複 5,420円
3連単 25,040円

キタサンブラックはなぜこんなに強いの??

キタサンブラックの強さの秘密はなんと言っても並外れた身体能力だそうです。

父も母もG1レースで勝ったことはなく、生後8ヶ月の頃は体が細い上に注目の血統でもなく
なかなか買い手がつかなかったそうです。

でも、北島三郎さんは「俺を買ったらいいぞという目をしていた。縁、絆みたいなものがあった」そうです。

そしてこうもおっしゃっています。
「俺に似てる。鼻の穴の大きいところとか、男っぷりがいいところとか。」
きっとビビッとくるものがあって、一目惚れだったんですね。

そんなキタサンブラックが強くなったのは厳しい調教に耐えられる馬だったから。

トレーニングセンターにある、距離約1,000メートル、高低差32メートルの上り坂を何度も走ることで体を鍛えたそうです。

普通の馬は、ここを走ると激しく疲労するため、通常1日1本ときめているそうです。
それも苦しいと、その場所へ行くことさえ嫌がる馬もいるとか。

ところがキタサンブラックは、なんと1日3本も走ってきたのです。

加えて強い心肺機能。
デビュー前から診ている担当医の清水靖之獣医師は「安静時の心拍数が1分間に30回以下になるとすごくいい心臓と言われますが、キタサンブラックは28~30回でした」と話しています。

清水調教師(清水獣医師の兄)や調教スタッフの方々も、

「ハードな調教は(故障の)リスクも大きいが、この馬は持っているものが違う。軽い調教では十分な負荷がかからない」

「性格が良くて賢い。落ち着きがあって余計なことをしないので、消耗しないし、(レース後なども)回復が早い」

「オンとオフがはっきりしている馬。栗東トレセンの中では無駄な力を使わず、ボーッとしている感じ。調教でも『調教なんでしょ』という雰囲気で走るし、ゴール地点もわかっている」

「競走能力が高い馬は闘争心が強すぎて、気性的に危険な面を持ち合わせていることも多かったが、キタサンブラックにはそんなところが全く無い。レース前に鞍(くら)を置くときも、じっとしていてくれる」

頭が良くて冷静沈着。メンタルも強い。

人がたくさんいても、馬がたくさんいても気を取られることなく自分の力を発揮する。

レースに出るたびに強くなる。
レースに出て、自分で競馬を覚え、自分で体を作る。

どこかで誰かがおっしゃっていました、「欠点がない」って。

はぁ〜。 本当に素晴らしい馬ですねぇ。

なんか、自分が恥ずかしくなってきます・・・。

キタサンブラックの今後

北さんブラックの今後の予定は、JRAから発表がありました。

清水 久詞調教師のコメント
キタサンブラックは、オーナーと協議した結果、年内の天皇賞(秋)、ジャパンカップ、有馬記念の3走をもって引退することになりました。ファンが多い馬で惜しまれる声もあるかもしれませんが、元気なうちに次の大きな仕事として、社台スタリオンステーションで種牡馬入りすることとなります。これまでたくさんのご声援ありがとうございます。残り3戦を悔いのない仕上げで挑み、キタサンブラックの元気な姿をファンの皆様にお見せしたいと思います。

北島三郎さんも、オーナーとして10月に以下のようにコメントをしています。
今までケガもせず、よく頑張ってくれた、本当にたくましい彼です。まだまだ走ってくれると思いますが、引き際の美学を大切にしたい。花を咲かせたまま、今年いっぱいで引退と決めました。応援してくれたファンの皆さまと同じく私も寂しいが、終わりは始まり。彼の新しい道を応援していただきたい。残されたレースを皆さまと一緒に楽しみたいと思います。

今度はキタサンブラックの血統に期待が集まるのですね!
良い子がたくさん出来るといいですね!

調教担当騎手の黒岩悠さんのお話

「気分のいい時とか、僕は歩いている時に分かるんですけど、気分いい時は耳が揺れるんです、あいつ。」

毎日耳が揺れる幸せな日々を過ごせますように。

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