エンディングノートを書こう!と思いました。終活ノート、終末ノートとも言いますね。
「私の人生の終わり方」を考えるために、「私の理想的な終末」を実現するために
まず第一歩めとしてエンディングノートを書き始めてみようと思いました。
「終活」だと意気込まなくても、とりあえず自分の身の回りのことを明確にしておく、
それは日常的にもかなり役立ちそうですし、それを書くことで新しい目標や夢も生まれそうです。
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終活ノート、エンディングノートとは何でしょう?
「エンディングノート」を検索すると、「自分の終末期や死後に備えて、自分の希望や家族が困らないように必要なことをまとめておくノート」と、だいたいこのようなことになっています。
Wikipedia には、「エンディングノートとは、高齢者が人生の終末期に迎える死に備えて自身の希望を書き留めておくノート。」 とありますが、高齢者とは限りません。
20代で書き始める人もいるし、80代で始める人もいます。
エンディングノートを書き始めるきっかけは人それぞれですが、身内に不幸があって、その時に残された家族が各所の手続きや連絡で大変な思いをしたのがきっかけという人はかなり多いようです。
そうですよね。
銀行ひとつ取っても、口座の名義人の死が明らかになると口座は即凍結されます。
水道光熱費の引き落としや各種支払いも預金の引き出しも出来なくなります。
たとえ配偶者といえど、これを解除することは容易ではありません。
また、日常の中でふと、
・病気やケガなどで入院
・長期出張で家族と離れる
・人生の終わりを考え始めた
など、自分がいなくなった時のことを考えることがありますよね。
ほんのちょっとしたこと、あれはどこにしまってあるのか?とか、これはどこに連絡するのか?とか、すぐにわからないと困ることが結構あります。
小さなことから重要なことまで、
家族がいてもいなくても、自分に何かがあった時のための
「これ見れば良いノート」は準備しておくべきだなぁと思ったりしますよね。
そして「エンディングノート」は、その名の通り、大事なのは自分の「終末」のこと。
万が一の時、自分はどうありたいのか、どうしてほしいのか。
死が確実になった時、どんな最後を迎え、どう逝きたいのか。
死後はどうしてほしいのか。
最近、母と話していて「介護付き有料老人ホーム」の話題になりました。
今どきの老人ホームは「特養」ばかりでなく様々なタイプがあります。
民間の施設はどこもキレイだし入居金0円のプランもあるし、自立の人から重度の要介護の人まで、選択肢は広がってるよねぇ。
私自身、もう近い将来のこと、独りになったらそんな所に入っても良いなと思っているのでつい勢いづいて、
「そういう施設で暮らすのって、良いと思うほう?」
と、聞いてしまったのです。
そうしたら母はなんと泣き出してしまって
「私はそんな所へ行きたくない、私をそんな所へ行ってほしいと思っているの?」
と言うのです。
いやいやいやいや、そういう所で暮らすのも良いと思う人かどうか、聞きたかっただけだから。
なだめるのに一苦労してしまいました。
なだめながら私はちょっと意外だったんですね。
母は割とそういう所で暮らしても良いと思う人じゃないかと思っていたのです。
でも違いました。
親子と言えど、聞いてみなければわからないな、と思いました。
そしてやはり、エンディングノートは必要だと思ったのです。
出来れば母にも作っておいてほしいと思いますが、母の場合はいきなり勧めてもダメかもですね。
私の死を待っているのかと、また泣き出してしまうかもしれません。
やはりまず私が作って、母に見せてみようかな。
エンディングノートは、「自分として理想的な終末」を迎えるために書くもの。
これって、いつ来るかわからない「その時」までの「生き方」と、「逝き方」を考える作業。
何はなくとも ”ピンピンコロリ” が理想ですが
こればっかりは自分の意志ではどうにもなりません。
私の「その時」までが短いのか長いのかわからないけれど、ピンピンコロリじゃない場合のことを踏まえて、元気なうちに書いておきたいと思います。
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