終活ノート(エンディングノート)を書こう! と思い立って、
初めに思ったのが、出来れば「書く」より、パソコンで「打ち」たい。
それに買う前に試したい。
様式(レイアウト?)は自分で自由に作ろうかな、と思ったのですが。
自分で様式を作るのは面倒くさ過ぎました。
やはり記入する項目がわかりやすくきちんと整理されて、空欄を埋めるだけのものが書きやすいですね。
スポンサーリンク
終活ノートは無料でもらえるものがたくさんありました!
「終活ノート」は「エンディングノート」と言うほうが一般的なのでしょうか?
で、どこで手に入れるか?
最初は「エンディングノートを買う」というのがちょっと違和感というか、「買う」ものなのか?
なんて思ったりして、「無料のエンディングノート」を調べました。
無料でダウンロード出来るエンディングノート
まずお気軽、お手軽なのが「無料ダウンロード版」です。
「エンディングノート 無料」 などで検索するとたくさん出てきますのでぜひ見てみて下さい。
葬儀屋さんや行政書士、司法書士の方の運営するサイトなど色々なサイトでダウンロード出来ます。
市役所、区役所などの自治体が提供しているものはダウンロード版だけでなく役所や支所にお持ち帰りのできる現物が用意されていることもあります。
そんな中で、私が あら! ステキ! と思ったのが コレ。
なんと Microsoft で提供しているエンディングノートです。
レイアウトが美しく、チェックボックスなどもあって機能的にも秀逸です!
さすがMicrosoft、Word の製作元ですねぇ。
お墓探しの専門サイト「終の流儀」は、Excel形式でもダウンロード出来ます。
こちらはとてもシンプルだけど淡々と記入出来そうな、静かに自分の人生を見つめられそうな気がします。
ダウンロード版ならパソコンで入力出来るけどココに注意!
手書きが苦手な人、パソコンで入力したい人には嬉しいダウンロード版ですが、
もちろん、プリントして手書きもOKです。
ダウンロード版はほとんどが Word か PDF ですので、見るだけ、プリントするだけでもソフトウェアが必要です。
当然ですが、ダウンロード版はプリントは自分でしなければなりません。
手書きをするにしてもまずプリントですし。
パソコンで入力する人も、最終的に家族にはデータで渡すのか、プリントするのか、ですがいずれどこかで必ずプリントすることになりますよね、きっと。
プリントする場合、全体に色遣いが豊富だと充分なインクが必要ですし、
- 片面プリントでは紙ばかり増えるし扱いづらい
- 両面プリントにするには厚めの紙が良い
- 時間をかけてプリント、製本しても何か頼りない、カッコ悪い
- 自分でプリントする手間・費用と体裁の軽さが気になる
ということもあり得ます。
手書きする場合でも、ダウンロード版は人によっては結局、労多くして不満足 ということにもなりかねないなと感じました。
以上をふまえて、
『ダウンロード版 パソコンで入力』 の良いところ
パソコンに慣れている人、自分で「文書の編集ソフト」が使えて、思い切り自由にしたい人にはダウンロード版はとても良いと思います。
- 何といっても修正・追加・削除が簡単
- 写真や書類もケータイやスマホで撮って画像で簡単に貼れる
- USBメモリなど、データでコンパクトに保存できる
- プリントする紙や製本を自分で自由に出来る
『ダウンロード版 パソコンで入力』 の悪い?ところ
誰でも手軽に、とはゆかないのがこんなところ。
- パソコンと編集できるソフトウェアが必要
- 修正・追加・削除は簡単だけどレイアウトを整える必要もある
- 現物と違って全体を見渡せない
- データをコピーすればいくらでも”複製”が出来てしまう
「文書の編集ソフト」の知識があれば、レイアウトを整えたり変更することも出来ますが、不慣れな場合は結構ストレスが大きいかもしれません。
「現物と違って全体を見渡せない」というのは、使用するソフトウェアにもよります。
例えば 同じ Microsoft Office の Word でも、最近のバージョンは目次やサムネイルの表示機能がなかなか良いですし。
ただ、パソコンってなんでもそうですが、1ページ分しか見えないですよね。
実物があれば、全部のページをパラパラとめくって全体のボリュウームとか内容を実感として感じられます。
この「感覚」の差は大きいです。
また、データの管理はきちんとしないといけません。
かなり詳細な個人情報の塊ですから!
無料でもらえる手書き用エンディングノート! が捨てがたい!
あれこれ考えると、手書きが良いかなぁと思うのです。
手書きだからこその利便性や「自分が残すものとしての価値」があると思います。
書く項目によって、例えば文章を書くところはパソコンで打ってプリントしたものを貼っても良いですよね。
ということでやはりダウンロードよりも現物、既製品が便利、使いやすいかと思って、無料のものをいただいてみました!(^^)
なんたってそれ専用に出来ているのですから。
全体をパラパラとめくって見渡せるし、一番便利、一番手っ取り早くて楽ちんです。
いつかは購入して書き直すとしても、まずは無料で始めてみようと。
書いているうちにきっと、本当に書きたいこと、書いておこうと思う方向性みたいなものがもっとはっきりしてくるのではないかと思うのです。
それで、ちょっと気に入ったものがこちらです。
葬儀屋さんの「花葬儀」で資料請求をするといただけるもの。
色々な資料と一緒にエンディングノートが入っています。
総ページ数50ページ、充実の内容です。

「花葬儀」のエンディングノート
もうひとつ、やはり葬儀屋さんの「小さなお葬式」の資料請求でいただいたもの。
総ページ数16ページ、気負わずに書ける軽さです。

「小さなお葬式」のエンディングノート
スポンサーリンク
思い立ったが吉日。とりあえず始める!
さてさて、「無料のエンディングノート」がこんなに種類があるものとは!
私も結構びっくりしました。
気になるもの、欲しいなと思うものはありましたか?
とりあえず良いと思うものを1つ決めて、とにかく始めてみませんか。
不思議なもので書き出すと書きたくなるのですよ、コレ。
人生、そこそこ長くやっていれば積んできたものもそれなりにあるし、失くしたもの、あきらめた思いが走馬灯のように浮かび、ちょっと辛くなったりもするけど、また新たな希望が湧いたりして。
私など、これと言って資格も実績もなく誇れるのは健康だけ、反省ばかりの恥の多い人生ですが、確かに私が生きた証を自由に書き残すくらいしても良いじゃないかと思います。
私がいなくなって少なくとも1~2年は、誰かが読み返して
「あいつ、こんなこと考えてたんだなぁ」
なんて偲んでくれるかもしれないじゃないですか。
そう思うと、残された時間を、新たな夢と希望をもって一生懸命生きたいという気にもなるのです。
スポンサーリンク