成人年齢引き下げの関心が低いとか議論がないとか、どういうこと?

「18歳成人」が盛り上がらない?
「18歳成人」が盛り上がらない?

「18歳選挙権」が施行され、「18歳成人」が成立しました。
若者の投票率が低い、国民の関心が低い、国民の理解を得ていないとの報道がいくつかありますが、その前にこの話題をきちんと報道する「義務と責任」は今のマスコミにはないのでしょうか。

政治的思惑と広告ばかりに一生懸命で「国の重要課題について国民が考えを深め行動できるように促す」役割を忘れてしまったのでしょうか。

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この国の重要な課題を積極的に報道しない日本のマスコミって、どうなの?

新聞やネットで、「18歳成人」に対する関心が低い、議論が深まらない というタイトルをいくつか見かけますが、それはマスコミが積極的に取り上げないからではないのかと思います。

6月13日の「18歳成人法案成立」のニュースから10日以上が過ぎましたが、その後の記事はもっぱらインターネット中心のような印象です。

日本国民としてはかなり関心の高い話題だと思うので、ニュース番組やワイドショー、討論番組などで、もっと盛んに取り上げられるのかな、と思っていたのですがほとんど見かけません。

インターネットが早い!簡単!便利! とは言っても
まだまだテレビや新聞の訴求力は絶大だと思うし、より広く浸透させるための情報発信手段としては外せないと思うのですが。

どうも最近の新聞・雑誌、特にテレビは、当たり障りのない話題を、それもインターネットからの受け売り中心で手抜き報道ばかりの印象があります。

ラジオはあまり聴かないのでよくわかりませんが、同じマスコミ各社が放送しているのだから同様でしょう。

「18歳成人」については、決して国民の関心が低いのではないはずです。
特に「国民投票法」成立以来、議論はあちこちでされています。

特集を組むなどして、マスコミがこの議論をもっと盛り上げても良いはずです。

それをせずに「関心が低い」と言う。

人のせいにせずマスコミが率先して動いてほしいと思うのは私だけでしょうか?

確かにインターネットは便利です。
いつでも好きな時に過去の記事までさかのぼって見ることが出来ます。

知りたいと思ったことの9割以上はインターネットで調べられると言われます。

スマホを持っている人は、今やこれなしでは暮らせない、お財布より大事なものになりました。

でも!

インターネットって、自分が関心を持って検索しないとダメなんですよね。
知りたいと思って取りに行かなかったら知らないままです。

だからテレビや新聞で、もっと知らせてほしいと思うのです。

なぜそんなに「18歳成人」を推し進めるのか、反対が多いのは本当か。

「18歳成人」が施行されたら具体的に何がどう変わるのか、変わらないのか。

みんなは「18歳成人」をどう思うのか、10代の人たちはどう受け止めているのか。

インターネットで自分から積極的に検索しなければ目にも耳にも入ってこないなんて。

日常的にインターネットを使う人ばかりではないのに。

「18歳成人」を真剣に考えなくちゃいけないのは大人ほうでしょう

成人年齢を何歳にするか、という問題は、
若い人や働き盛りの人たちだけでなく、また、インターネットとは無縁な人たちにも深くかかわる重要な問題です。

特に超高齢化社会へまっしぐらの今、若い人たちは国の宝です。

少しでも早く社会参加してほしい、税金をたくさん払ってほしい、高齢者を支えて欲しいと思うなら、10代が生きやすい社会、思う存分活躍出来る社会にしなければなりません。

それをするのは今の大人たちですよね。

「高齢化社会だからといって、高齢者の保護ばかり熱心で若者への支援がなさすぎる」

そんな若い人たちの声が多く聞かれ、胸が痛みます。

それなのに、国政を担う政治家さんが通り一遍の「意識調査」をしただけで、成立ありきで「18歳成人」が可決し、マスコミは世論を無視して「国民の関心が低い」とのたまう。

どうかしてます。

「18歳成人」の意見や議論、考察は、2007年の「国民投票法」制定後、山ほどありました。

各方面の著名人や「有識者」のコメント、専門家のレポート、世論調査などなど。
高校生が学校内で行った意識調査もあります。

インターネットでこれらに触れた人は知っています。

でも検索しなかった人、インターネットをしない人は知りません。

「18歳成人」は成立しました。
2022年4月から施行されます。

この問題は、若い人よりも大人が、社会全体がもっとしっかり考えなくてはダメです。

18歳で成人と決まった子供たちをどう迎えるのか、18歳までに何を与えてあげられるのか、大急ぎで考えて準備しなくてはいけないのではないでしょうか。

経営コンサルタントで、ビジネススクール学長でもある大前研一さん

「私は30年前から「18歳成人制」を唱えてきた。」
「18歳成人制」を実現するうえで大切なのは、国を挙げて「高校を卒業するまでに社会人として立派な人間を育てる」という強い意志を持つことだ。高校の卒業式は「成人式」となり、「あなたは今日から立派な社会人として生きていく。これだけの権利があると同時にこれだけの責任が生じる。認めますか?」と宣誓書にサインさせる。送り出す側も送り出される側も誇りが持てる厳粛なセレモニーになるだろう。」

と仰っています。

色々な人の意見に触れて、「18歳成人」にゼッタイ反対ではないけれど賛成しきれなかった私は、ちょっと変わりました。

悪くないかも、というより、賛成かな。

というくらいに。

たくさんの人の意見を聞き、考えることで”自分の意見”が出来てきます。
そこから議論が始まり、行動へとつながってゆくのですから。

若い人たちに、責任だけ押し付けて知らん顔にならないように。

誰一人無関係な人なんていない「18歳成人」問題を、誰の目にも触れやすく参加しやすい報道を、マスコミ各社様には実行していただきたいと思います。

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