
精進料理が野菜だけなのは鎌倉時代に生れた日本的精進料理だった?
精進料理の起源には厳密に野菜だけにこだわらないという考え方がありました。生命に感謝し、自然の恵みに感謝し、大切にいただく、ということが本来であり、最も大切なことなのです。
やはり気になるんですよね。「ご先祖様」 「死後の世界」「仏」「神」「伝説」「英雄」「激動」、こういうモノやコトが。
精進料理の起源には厳密に野菜だけにこだわらないという考え方がありました。生命に感謝し、自然の恵みに感謝し、大切にいただく、ということが本来であり、最も大切なことなのです。
お盆にお供えするほおずきも他にお供えする野菜や果実と同様、お盆の時期にきれいに色づく夏が旬の植物です。日本人になじみ深く仏教とも縁の深いほおずきです。
蓮(はす)と睡蓮(すいれん)を総称して蓮華(れんげ)といいます。蓮と睡蓮はよく似ていますが、まったく別のもので、日本の仏教では睡蓮は特に蓮を指すものとして定着したようです。
おがらは、燃やすことで悪霊を祓い、周囲の空間を浄化するという意味が込められています。
ガマ科ガマ属多年草の抽水植物、ガマ。盆花としてお盆に欠かせないアイテムのひとつですが、爆発したり薬になったり食べちゃったり、面白くて万能な植物だったのです。
水の子は、我が家のご先祖様だけでなく、 すべての無縁の霊や餓鬼道に落ちた霊をご供養するものなのです。
お盆のみそはぎはきれいなお水とともに供え、この水にみそはぎの穂先を浸し、水の子やお供え物に振りかけ、お浄めをします。
精霊馬はご先祖様があの世とこの世を行き来するための乗り物です。速馬に乗って早く来ていただき、牛に乗ってゆっくりお戻りいただくというのが一般的ですが作り方も解釈も色々あるようです。
まこも(真菰)と、いこも(葦菰)はお盆の時にお供え物を置くために敷くゴザです。お釈迦様が真菰で編んだ寝床に病人を寝かせ治療を行ったといわれており、お盆には真菰の敷物をして「聖域を作る」という意味があるのです。
盆棚(ぼんだな)は精霊棚(しょうりょうだな)施食棚(せじきだな)ともいい、お仏壇からお位牌、三具足を移動しお供え物をする祭壇です。また、ご先祖様がお盆の期間そこに宿る(滞在する)聖域でもあります。出来る範囲で心を込めておもてなしをする場所です。
盆提灯は故人の霊が迷うことなくお帰りになるための目印であり、帰って来られた故人の霊が滞在している証しです。暮らしに合わせてサイズも種類も色々、買い換えるのも楽しみのひとつです。