
盆踊りの元祖は「踊り念仏」、みんなで極楽に行こう!?
盆踊りは仏教行事である「踊り念仏」が源流です。元々はお盆とは関係のない信仰行事でしたが時代とともに芸能の要素が強くなったり地域・民族の風習とも融合されて、お盆の終わりにご先祖様があの世へお戻りになるのをお送りする行事へと変化していったようです。
やはり気になるんですよね。「ご先祖様」 「死後の世界」「仏」「神」「伝説」「英雄」「激動」、こういうモノやコトが。
盆踊りは仏教行事である「踊り念仏」が源流です。元々はお盆とは関係のない信仰行事でしたが時代とともに芸能の要素が強くなったり地域・民族の風習とも融合されて、お盆の終わりにご先祖様があの世へお戻りになるのをお送りする行事へと変化していったようです。
亡くなった人は天国にいらして、普段はけっこう自由に飛び回っているのではないかと。お墓やお仏壇はこちらに降りてきた時の専用の休憩所。だから私たちがどこに居ようと、呼べばすぐに来られるような近いところにいつもいらっしゃるのだと思います。
お盆のお供えはご先祖様が我が家にお帰りになることを歓迎し、ゆっくりと過ごしていただくためのおもてなしです。基本はありますが現代の各家庭に合ったやり方にアレンジして良いのです。心を込めたおもてなしならご先祖様は喜んで下さいます。
お盆の供養の由来はお釈迦様の弟子・目蓮尊者の母のお話。お釈迦様は亡きあともなお苦しむ母を救う方法を目蓮尊者にさずけました。
この現代にお盆の迎え火・送り火を昔通りにするのはなかなか困難ですが、やり方を変えたり代用品を使ったりしてもOKです。
お盆にお供えするほおずきも他にお供えする野菜や果実と同様、お盆の時期にきれいに色づく夏が旬の植物です。日本人になじみ深く仏教とも縁の深いほおずきです。
五山送り火、京都盆地の山々に浮かぶ「文字」は6つです。「大」「妙」「法」「舟形」「左大文字」「鳥居形」。この6つの送り火はすべてがある時一斉に始まったわけではなく、6つの文字それぞれの起源や文字の意味は諸説あって確かなところは誰にもわかりません。
蓮(はす)と睡蓮(すいれん)を総称して蓮華(れんげ)といいます。蓮と睡蓮はよく似ていますが、まったく別のもので、日本の仏教では睡蓮は特に蓮を指すものとして定着したようです。