
お盆のお供えをする盆棚(精霊棚)はご先祖様が宿る聖域です
盆棚(ぼんだな)は精霊棚(しょうりょうだな)施食棚(せじきだな)ともいい、お仏壇からお位牌、三具足を移動しお供え物をする祭壇です。また、ご先祖様がお盆の期間そこに宿る(滞在する)聖域でもあります。出来る範囲で心を込めておもてなしをする場所です。
盆棚(ぼんだな)は精霊棚(しょうりょうだな)施食棚(せじきだな)ともいい、お仏壇からお位牌、三具足を移動しお供え物をする祭壇です。また、ご先祖様がお盆の期間そこに宿る(滞在する)聖域でもあります。出来る範囲で心を込めておもてなしをする場所です。
盆提灯は故人の霊が迷うことなくお帰りになるための目印であり、帰って来られた故人の霊が滞在している証しです。暮らしに合わせてサイズも種類も色々、買い換えるのも楽しみのひとつです。
初盆は忌明け後初めて迎えるお盆のことで、法要もお盆の用意も少し特別にします。思わぬ来客もありますのでひと通り基本を覚えておくと良いでしょう。
ご先祖様あっての私たち、特別なことをしなくても我が家の歴史と生かされている幸せに思いを馳せるそんな気持ちを持つだけでもご先祖様はとても喜んで下さると思います。
地域や宗派、また家々によってお盆の習慣はさまざまに違いますが里帰りされるご先祖様をご供養するのがお盆。餓鬼道に苦しむ霊や無縁の霊をご供養する施餓鬼会は日付も特定されてなく別の法要ですがよく似た二つの法要がいつの間にか一緒にされるようになりました。
お盆は元々旧暦7月15日だったのが毎時6年に新暦に替わりその土地の風習、地域の産業や人々の暮らしや文化も影響し、一番ふさわしい時期、つまり”できる時にやる”ということで日付がバラバラになったのですね。